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睡眠の基礎知識

寝ないとどうなるか

睡眠というのは私たちにとって、必要不可欠なものといってもいいでしょう。睡眠というものを簡単に言い換えてしまえば、我々の脳と身体が一日で感じた疲労感を休めるという役割なのです。

そして、睡眠には体の成長促進効果もあったり、その日の中であった嫌なことを忘れるように働いたりという役割も持っています。ですから、人間の三大欲求の中の一つと言われていて、私たち人間が生きていく中でとても大切になるものなのです。

では、睡眠を取らなかったらどうなってしまうのでしょうか。ギネスブックに掲載された、人間の寝なかった時間の最長記録は二百六十四時間十二分ということで、日数で言うと、約十一日間にもなります。彼は一睡もせずに、この数日間を生活していきましたが、いろいろと症状が発症したということです。

たとえば、手の震えであったり、白昼夢や、またはイライラ感、そして記憶障害や知覚障害、最終的には言語障害といったものです。 このように、長い時間眠らないことは体と心に大きな影響を与えるということがわかるのですが、そのなかでも興味深いデータがあります。それは何かと言うと、実験後に彼が取った睡眠時間のデータなのです。

十一日間という長時間の不眠記録を作った実験が終わってから、彼は眠ったのですが、これだけ長い時間寝ていなかったのだから長時間の睡眠にはいるのかと思ったら、たったの半日程度眠って目覚し時計もなしに起きて、そして元に戻ったということなのです。そして、実験によるとそのときの眠りの質は非常に高いものであったということです。なぜこのようになったのかは、未だに解明はされていません。

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